印章の彫り手は心血を注いで一字一句を彫刻します。その京印章を仕上げるまでの大きな要素が以下の三つではないでしょうか。
字法とは、正しく、的確な字か否かを調べる事です。
印章の字体は篆(てん)書、隷(れい)書、楷(かい)書、行(ぎょう)書等(詳しくは京印章カタログ書体とその歴史参照)が有り、字体の起源や決まり事などがあり、間違いの無い正しい文字を使わなければなりません。
字法で選んだ文字をバランスや太さ、また文字の意味なども考え生きた印章を作り出す。これが章法です。
字画の多い文字や少ない文字、注文される顧客の要望など多様な制約の中から印稿を作り、布字していきます。
象牙、水牛、柘植などの印材に印刀を使い彫って行きます。
印刀の切れ味、荒彫り、仕上げの技術度など熟練を要します。
以上の三法以外にも印章の極意は有りますが、大きくはこの字法、章法、刀法を駆使して京印章を作り上げています。
 
京都府印章業協同組合
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